自己原理
自己原理
<自己原理:辞書的意味>
自己:自分によって経験または意識される自分自身をいう。
原理:多くの物事を成り立たせる、根本的な法則(規則)。認識や行為の根本をなす理論。
<自己原理定義>
自分自身を成り立たせていると、自分自身が認識する物事、経験、事象。
<自己原理からの創発>
創発(emergence):要素間の局所的な相互作用が全体に影響を与え、その全体が個々の要素に影響を与えることによって、新たな秩序が形成される現象。
自律的な要素が集積し組織化することにより、個々のふるまいを凌駕する高度で複雑な秩序やシステムが生じる現象あるいは状態。
所与の条件に基づく予測や計画、意図を超えたイノベーションが誘発されるところから「創発」と呼ばれ、組織論やナレッジマネジメントの分野では、個々人の能力や発想を組み合わせて創造的な成果に結びつける取り組みとされる。
自己原理からの創発:自己原理において、私自身は単純な部分の総和ではない。私という全体と個々の原理によって自立するシステムであり、そこから「私」による創造が行われる。